「こんな若くしてハゲてしまうなんて……。」
「まだ二十代なのに……。」
「同世代の皆はふさふさなのに、自分は……。」
このような悩みを持つ方、いらっしゃいますよね?
しかしデリケートな問題ゆえに、中々打ち明けにくいこの悩み。
このままハゲを受け入れるしかないのだろうか?
大丈夫です!諦めるのは早いですよ!
若ハゲ対策に重要なのは、「若ハゲは一般的なハゲとどう違うのか?」という点をしっかり理解することです。
それにより、どの育毛剤や処方が効果的かがわかります!
さあ!一緒に若ハゲについて勉強していきましょう!
一般的なハゲとの違い!若ハゲの特徴とは?
皆さんは若ハゲの原因はなにかご存じですか?
それは、「AGA」と呼ばれるものです。
一度はテレビや雑誌で見たことがある方もいらっしゃると思います。
「男性型脱毛症」ともいわれていますね。
簡単に説明しましょう。
ポイント
AGAとは、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが引き起こすものです。
ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンと5αリダクターゼという酵素が結合することにより生み出されます。
そしてこのホルモンがかなり厄介なやつです。
なぜなら……
「どんどん抜けろー!髪の毛落ちちゃえー!」という脱毛指令を出してしまうのです!
考えるだけでも恐ろしいですね;
このAGAですが、必ずしも年配の方だけが発症するものではなく、むしろ若ハゲの原因の大元であるとも言われています。
つまり、様々な年代の人がAGAになる可能性を秘めているのです……!
AGAが発症する年代……その割合とは?
先ほど説明したAGAですが、これが「20代~30代」で発症した人達が俗に言う「若ハゲ」と呼ばれる人たちです。
20代~30代で発症する人は、18%と言われています。(20代発症率:6%、30代発症率:12%) また、下のデータをご覧下さい。
- 【AGAの年齢別発症率】
- 20代 → 6%
- 30代 → 12%
- 40代 → 32%
- 50代 → 44%
- 60代 → 51%
- 70代 → 61%
- 全体 → 32%
40代になると一気に20%も増加し、それ以降も発症率が大幅に増えているのがわかると思います。
AGAは年齢に関係なく、誰もが発症する可能性のあるものなのです。
若ハゲの進行速度は?
本来、AGAの発症率は若い年代ではそこまで高いものではありません。
しかし、様々な薄毛の要因が重なり、発症に至ってしまうのです。
そのため、1つの原因だけに絞らず、様々な要因に焦点をあてて対策を練っていくことが大切です。
さて、若ハゲと一般的なハゲですが、これらは薄毛の進行速度にも違いがあることはご存知でしょうか?
前頭部が薄くなるM字ハゲと、つむぎハゲことO字ハゲ。
若ハゲで多いのはどちらでしょうか?
答えは、M字ハゲです。
両方とも原因はAGAと同じですが、M字ハゲという形で発症する人が圧倒的に多いのです!
ここでご自身の額を見てみてください。
おでこ……広くなっていませんか?
「生え際がちょっと気になってきたかも?」というあなた!
要注意です!
既に若ハゲの進行が始まっているかもしれません!
ご自身のハゲの進行具合、気になりますよね?
ここでは一緒に、ハゲの進行レベルについて見ていきましょう。
薄毛の進行度をチェックしよう!
薄毛進行度1
ここでいくつか質問です。
- シャンプー時に抜け毛が目立つ。
- 枕やシーツに、整髪に抜ける。
- 毛がすぐぺたっと寝るようになる。
- ボリュームがなくなった、直毛が癖毛になる。
- 変なウェーブがでる、毛が細くなる。
上記の「薄毛信号」にあてはまる方!ハゲの脅威が近づいています!
そう、これがハゲの前兆なのです!
さらに男性の方!
両親や兄弟や親族に薄毛の人はいませんか?
いる方はご注意を……自分が薄くなく可能性が高いです……!
もし心当たりがある方は、早めに対策をとっていきましょうね!
薄毛進行度 2
進行度1より頭頂部の毛が細くなり、額の生え際が少しM字型に後退しかけている状態です。
また、光の加減により健康な髪とは色が違ってみえるそうです。
気になる方は、頭部を蛍光灯などの光に当ててみたり、色々な角度から自身の髪色をチェックするのも一つの手かもしれませんね。
この段階で危機感を持つ人は少ないです。
「ちょっと髪の毛が減ってきたかな?」と思う程度で、対策をとるとしても育毛剤を使うだけの人が多いと思います。
薄毛進行度 3
この段階になると、焦る人が増えてきます。
髪は細くなり、生え際はさらに後退し、はっきりM字型になっている……。
頭頂部の薄毛の範囲は広がり、中心部はさらに薄くなり、シャンプー後にふと見ると透けて見えている地肌……。
残念ながら、男性型脱毛は進行しだすとなかなか止まりません。
そのため、「やばい!早く対策をしなきゃ!」と焦って育毛に取り組んでも、ほとんどの人が挫折してしまします。
しかし、焦ってはいけません!
諦めるのも、まだ早いです!
ハゲとは長く付き合っていかなくてはなりません。
ハゲが進行してきた長い時間と同じ時間をかけて、ゆっくりケアをしていくことが大切です。
ゆっくり根気強く、気長に対処していきましょう。
薄毛進行度 4
この段階だと、もはや手遅れだと諦めている人のほうが多いのではないでしょうか。
額の生え際が出島のようになり、頭頂部の薄い部位とつながりそうになっている……。
残念ながら、ここまで進行すると100%完全に治す、というのは難しいです。
しかし、ある程度回復させることはできます!
ここで注意!
少しでもハゲ部分を隠そうとハードな整髪料を使いたくなる人が多いと思いますが、「整髪料はハゲの敵」です!
逆に薄毛の進行を速めてしまいます!
焦らず、適切な処理を施しましょう。
薄毛進行度 5
この段階まできてしまうと、諦めてしまう人の方が多いでしょう。
額の生え際と頭頂部がつながってしまった状態……それがこの進行度5です。
ですが、まだ対策は残されています。
まず、手っ取り早くカツラです。
失ってしまった髪の毛は諦めて、カツラを被るのも一つの手です。
もう一つは育毛です。
かつらはイヤだと育毛という手段を選ぶ方もたくさんいます。
とても時間はかかりますが、周りがびっくりするほど回復することもあります!
さらに、ある人はかつらをつけながら育毛をして、かつらが不要になるまで髪の毛がもどった人もいます!
とにかく、しつこいようですが大切なことは諦めないことです。
諦めずに気長に、そして大切に自身の頭皮をいたわっていきましょう。
20代のはげ原因と対策について考えてみましょう!
最初の方でお話ししたAGA(男性型脱毛症)を覚えていらっしゃいますか?
ハゲる部位により、M字ハゲ、U字ハゲ、O字ハゲなど呼び名は変えられていますが、ハゲの9割はこのAGAの症状だと言われています。
そして、10代~30代の若年層のハゲを若年性脱毛症……すなわち、若ハゲと呼びます。
ここから先は、AGAの原因と対策について一緒に見て生きましょう!
ハゲの要因として最も多いとされているのは遺伝ですが、乱れた生活習慣も原因の一つです。
特に20代は一人暮らしや仕事、飲み会など、周りの環境が変わり、生活習慣も乱れやすくなる時期です。
そしてその悪しき生活習慣のなかに、ハゲの原因がひそんでいるのです。
表面的な対策には要注意!
一般的にすぐに思いつくハゲ対策は、「育毛剤」や「頭皮マッサージ」ではないでしょうか?
しかし、これらの表面的な対策だけでハゲを解決することはできません。
大切なのは、「ハゲの原因を見つけ、自分にあったケアをしていくこと」です。
ハゲ対策として真っ先に育毛剤や頭皮マッサージを思いつく方が多いと思いますが、焦ってはいけません。
先程も言ったとおり、ハゲ対策は諦めず、気長に対応していく姿勢が重要です。
ここではまず、AGA(男性型脱毛症)の原因とメカニズムについて知ることから始めてみましょう!
ちょっと難しい?男性型脱毛症(AGA)のメカニズム
AGAを理解するうえで重要なのが、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という男性ホルモンです。
こちらも先述しましたが、このホルモンは「髪の毛落ちろ~抜けちゃえ~」というとんでもない指令をだす厄介なやつです。
「5αリダクターゼ(還元酵素)」が「テストステロン(還元酵素)」という男性ホルモンに結びつくことによって、より強い男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)を生み出します。
そして「脱毛ホルモン」と呼ばれるこのジヒドロテストステロン(DHT)は毛根に存在する「アンドロゲン受容体」と結びつくことで、髪の毛の成長を抑制したり、皮脂をたくさん分泌し、その結果、髪の毛が抜け落ちてしまうのです。
このあたりのメカニズムちょっと難しいので、より詳しく知りたい方はご自身で確認してみてください。
男性型脱毛症(AGA)の7つの原因とその対策について
ここでは、ハゲに悪影響を与える生活習慣は何かご存知ですか?
正解は、
- 食生活
- ストレス
- 血行不良
- 運動不足
- 喫煙
- 頭皮環境
- 遺伝
です!
これら7つの要因を1つずつ確認して、ハゲ対策を練っていきましょう!
食生活の見直し
歳をとるにつれ、多忙で自炊が大変になり、コンビニ弁当や外食で食事を済ませる人は多いのではないでしょうか?
また、友人や会社との付き合いで飲酒量も増えている人もいると思います。
このような状況は、「栄養不足」、「塩分・油分・食品添加物の取りすぎ」、「過度な飲酒」という生活習慣の乱れを生じさせます。
では、これらがどのようにハゲに繋がっていくのか見ていきましょう!
栄養不足に注意
皆さん、バランスのよい食事はとれていますか?
1日3食しっかり食べていますか?
きちんと食事がとれていない方は気を付けて下さい!
なぜなら、栄養不足は皆さんが思っているよりも髪に大きな影響を与えるからです!
まず、「タンパク質」。
これは、髪の原料となります。
そして「ミネラル」は髪の成長を促し、「ビタミン」は血行を良くし、髪の毛の老化を防止します。
どれも髪に欠かせない栄養ばかりですね。
これらの栄養をしっかり摂取するために、1日3食しっかりとり、肉・魚・野菜・乳製品をバランス良く食べるよう心がけましょう!
しかし、多忙で忙しいときもありますよね。
そんな日は、せめて「納豆」と「ごま」を毎日食べましょう!
髪に必要な上記の栄養を簡単に摂取することができますよ!
また、「イソフラボン」と「亜鉛」はご存じですか?
実はこのイソフラボンと亜鉛、5αリダクターゼの合成を抑える効果があるのです!
5αリダクターゼの生成を抑えることで、脱毛指令を出すジヒドロテストステロの合成を抑えることができますね。
イソフラボンを摂取できる食材は、納豆や豆腐など。
亜鉛を摂取できる食材は、牡蠣、煮干し、するめ、ビーフジャーキー、チーズなどです。
しかし、ハゲに限らず、食生活はすべての万病の元です。
常に正しいバランスの良い食事を摂るように心がけていきましょう!
塩分・油分・食品添加物をとり過ぎていませんか?
「今日はめんどくさいからコンビニ弁当でいいや」
「お腹すいたからポテチたべちゃお♪(夜中)」
こういった経験はありませんか?
実はこの行動もNGです!
ハゲます。
何故なら、塩分・油分・食品添加物は、頭皮環境を悪化させてしまうからです。
「塩分」と「油分」は皮膚をギトギトにし、毛髪の育成に良くない頭皮にしてしまいます。
「食品添加物」は血行を悪くし、髪の育成に悪影響を与えるのです。
頭皮環境を守るためにも、ラーメン・スナック菓子・ファーストフード・揚げ物・コンビニ弁当などは控えましょう!
お菓子もコンビニ弁当も、手軽に食べられてとても美味しいですよね。
ですが、ハゲを治すためにほんの少し我慢してください!
我慢するのが難しければ、1週間に食べる回数を決めたりするなど食べる頻度を減らす工夫をしていきましょう。
過度な飲酒もNG!
お酒が好きな人、会社の付き合いで呑む人……。
お酒を呑む機会って意外とありますよね。
しかし!
この飲酒行為がハゲの危険因子になるのです!
髪の毛の成長には、アミノ酸が必要です。
ですが、飲酒することにより、アルコール分解でこのアミノ酸が使われてしまうのです;
それにより、髪が栄養不足に陥りやすくなってしまいます。
さらに、脱毛指令を出すジヒドロテストステロン(DHT)も増加させてしまいます!
そのため、お酒を飲む際は以下の点に注意してください。
- 飲酒量を控える。
- おつまみなど油っぽいものを控える(飲酒は食欲を高める作用があると言われています)
お酒好きの方には厳しい条件かもしれません;
しかし、髪の毛を守るためにほんの少し我慢する努力をしていきましょう!
ストレスをため込んでいませんか?
皆さんはストレスをためこんでいませんか?
しっかりストレス発散できていますか?
「最近ストレスたまってるなあ」という自覚がある方、気を付けてください!
ストレスもハゲの原因です!
まず、ストレスは血管を収縮させてしまいます。
すると、髪の毛への栄養補給が阻害され、頭皮に必要な栄養が届かず、髪の毛の成長に悪い影響を与えてしまいます。
また、ストレスがたまると男性ホルモンが多く分泌され、脱毛指令を出すジヒドロテストステロン(DHT)を作り出してしまうのです。
こうならないためにも、日ごろから質のよい睡眠をとり、定期的にストレスを発散しましょう。
睡眠は質が大事!
熟睡したい、でもできない!
眠りが浅くて困っている方もいらっしゃると思います。
ストレスを和らげるのに睡眠は最善の方法と言われており、最低6時間寝ることが大切です。
しかし、寝つきが悪い方もいらっしゃると思います。
その場合は、寝る前に「スマホの画面を見ない」「ホットミルクを飲む」「ストレッチをする」を実践してみてください!
これだけでも睡眠の質は大きく改善されます!
ストレスを発散しよう
多忙な生活上、ストレスをためがちですよね。
しかし、塵も積もれば山となる……ストレスも同じです。
自分なりの方法で定期的にストレスを発散していきましょう!
例えば、太陽の光を浴びるだけでも、ストレスが緩和されます。
また、カラオケやマッサージもストレス発散に効果的と言われています。
私はカラオケが好きなので、1ヶ月に1回は行くようにしています。
これだけでも効果が実感できますよ(*´ω`)
ご自身の髪の毛を守るため、定期的にストレス発散をしていきましょう!
血行不良はダメ!血行不良にならない為には?
血液は、栄養分や酸素を身体中に運びます。
では、頭皮の血行が悪くなるとどうなるでしょうか?
血液の流れが悪くなる → 毛髪に栄養分や酸素が届かない → 髪の毛の育成に悪影響を与え、さらに髪の毛が細くなる → ハゲ進行
という悪循環に陥ってしまいます。
血行を良くするために、以下の行動を心がけましょう!
- 過度の飲酒や喫煙を控える。
- 適度な運動や入浴を行う。
- 血行に良いものを食べる。
運動不足はハゲの原因に?!
皆さんは、日頃から運動をしていますか?
社会人の方であれば、ジムにいってる方も多いかもしれませんね。
運動をし、汗をかく。
これもハゲ対策の1つなのです!
運動をすると、汗をかきますよね。
この汗ですが、なんとありがたいことに脱毛指令をだすジヒドロテストステロン(DHT)を一緒に体外に出してくれます!
実際、運動をしている人はしていない人よりハゲにくいと言われています。
逆に言えば、運動不足の人はジヒドロテストステロン(DHT)を排出しにくいです。
さらに、血行が悪くなる傾向がありますと言われています。
つまり!
運動不足はハゲの原因になるのです!
運動不足を解消するために、以下の点を試してみてください。
- 有酸素運動を定期的に行う。
- 通勤でバスなどではなく少しの距離を歩く。
- サウナへ行ったり、入浴時湯船に浸かる。
日常にちょこっと運動する習慣をつければ、ハゲ対策になるでしょう!
喫煙がハゲの原因に!?
喫煙がハゲを促進させる理由はご存知ですか?
理由① 血行不良を引き起こす。
理由② ビタミンを破壊する。
喫煙は血管を収縮させます、
その結果、血行が悪くなり、育毛に必要な栄養が届きにくくなります。
ビタミンは髪や頭皮を尽くすための大切な栄養素です。
しかし、喫煙することにより、タバコに含まれている成分がビタミンを破壊してしまうのです。
しかし、急に禁煙するのも難しいですよね;
まずは、「タバコの銘柄を軽いものに変える」「1日に吸う回数を決める」など、できることからやっていきましょう!
頭皮環境は清潔ですか?
次に、頭皮環境を見ていきましょう。
あなたの頭皮は清潔に保たれていますか?
炎症をおこしていませんか?
フケがたまっていませんか?
頭皮が炎症を起こしていたりフケがたまっていると、髪が抜け落ちてしまうことがあります。
そうならないために、頭皮を刺激を与えないようにし、頭皮環境を健やかに保ちましょう!
では、頭皮環境を乱す原因とはなんでしょうか?
主に下記の事柄が原因だと考えられています。
- 刺激の強いシャンプーを使っていること。
- 頭皮を強く洗いすぎていること。
- 整髪料・カラー・パーマの刺激。
- 油っぽいものを摂取しすぎによる皮脂の過剰分泌。
いかがでしょうか?
ハゲが気になる方は、頭皮に悪影響を及ぼしてしまうので整髪料やカラーは控えましょう。
また、食生活も頭皮環境に大きな影響を及ぼします。
日頃から規則正しい栄養のとれた食事をとるよう心がけましょう。
では次に、頭皮へのダメージを抑えるやさしい髪の洗い方をご紹介します!
ポイント
① まず、シャンプーの前に2~3分ほど水ですすいでください。
このときに、爪を立てないよう気をつけ、指の腹で優しく洗うようにしてください。
② シャンプーは、手のひらで泡立ててから使いましょう。
③ そして3分以上水ですすぎましょう。リンスをつける方は、その倍以上の時間(6分以上)すすぎ、しっかり洗浄しましょう
いかがでしょうか?
これでしたら今日からでもすぐに取り組めますね!
日頃から頭皮をいたわり、健康な髪の毛を守りましょう!
遺伝とハゲの関係
遺伝とハゲは関係があるのか?
正解から言うと、あります。
家系にハゲやすい人がいれば、遺伝的にハゲになる確率も高まります。
では、なにが遺伝するとハゲになりやすいのか?
それは、「5αリダクターゼの分泌量」と「アンドロゲン受容体の感度の高さ」です。
前者は両親どちらからも遺伝する可能性がありますが、後者は母親のみから遺伝します。
残念ながら、遺伝に対しての対策をすることはとても難しいです。
ですが、生活習慣を正したり頭皮の清潔を保つなど、できることはたくさんあります!
諦めず、ハゲと戦っていきましょう!
育毛シャンプーで若ハゲ対策?
「育毛シャンプー」というものをご存知ですか?
一時期CMでもやっていましたね。
多くの人が若ハゲ対策として真っ先に思いつくのが育毛シャンプーだと思います。
では、育毛シャンプーとはどういうものなのか?
ここでは育毛シャンプーの効果について説明していきます!
育毛シャンプーは頭皮に優しい
まず、育毛シャンプーは「ノンシリコンのものが多い」です。
Q.ノンシリコンってなに? → A.シリコンが含まれていないことです。
……これだけだとわかりませんよね。
ノンシリコンだからなに?という方もいらっしゃると思うので少々説明させていただきますね。
通常のシャンプーに含まれているシリコンは、水などをはじき、髪の毛のキューティクルを守ってくれます。
しかし、コーティング力が強すぎるため、毛穴に入ってしまうとさあ大変!
なんと、毛穴をふさいでしまいます!
これは、頭皮環境に非常によくないです。
それに比べ、育毛シャンプーはノンシリコンなのでその心配はありません。
また、頭皮に優しい成分が含まれているので、安心して頭を洗うことができます。
育毛シャンプーを使えば髪の毛が生える訳では無い?!
さきほど述べたように、育毛シャンプーは頭皮へのダメージを抑えつつ、頭を洗うことができます。
ですが、
「”育毛”シャンプーというくらいだから、ずっと使っていれば髪の毛もはえてくるんだ!」
……と、勘違いしていらっしゃる方いませんか?
私も最初、育毛剤のように育毛効果があるシャンプーだと思っていました。
しかし!
育毛シャンプー自体に髪の毛を育てる効果はありません!
頭皮を清潔にすることができるため、初期症状の若ハゲ対策としては効果的です。
しかし、既にハゲが進行してしまっている場合はあまり効果が期待できません。
そういう場合は、育毛シャンプーではなく、「育毛剤」の使用をおすすめします。
育毛シャンプーは育毛剤が浸透しやすい環境を作ってくれる
先ほど育毛剤の使用をおすすめしましたが、若ハゲが進行しているときに使う育毛シャンプーが全くの無駄というわけではありません。
育毛剤を使う場合は特にそうです。
まず、育毛剤が必要な頭皮の状態を想像してみてください。
既にその頭皮環境は劣悪で、皮脂の過剰分泌や炎症が起きてしまっている可能性が高いです。
その状態で育毛剤を使用しても効果があるのでしょうか?
そもそも、育毛剤は頭皮に浸透しないと意味がありませんよね?
ある程度効果はあるかもしれませんが、皮脂になどに邪魔をされてしまい育毛剤が頭皮の奥にまで十分浸透しません。
育毛剤の効果を十分発揮させるために、頭皮環境を整えることが大切です。
だからこそ、育毛シャンプーで頭皮環境を整えてから育毛剤を使うことをおすすめします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
若ハゲ、恐ろしいですね;
しかし、対策をしっかりしていけば、髪の毛を守ることができます!
ハゲとの戦いで大切なことは「諦めないこと」です。
言い換えれば、気長に付き合っていく必要があります。
今からでも遅くはありません!
日頃の生活習慣を見直し、若ハゲ対策に取り組んでいきましょう!